にこりーしゃ

気が向いた事を気が向いた時に

【SV_S13最終1851位】今さら鉢巻神速【レート1832】

 

はじめに

始めまして、リーシャと申します。

シーズン13ならびにレギュレーションEお疲れさまでした。

私はSVからポケモンのランクマッチを始め、シーズン13では最終1851位、レート1832でした。

目標としていた3桁順位には届かなかったものの、レギュレーションEを通して自分なりに結果を伸ばすことができたので、記録として本記事を残す事にします。

 

…とはいえ、他に記事を書かれている方と比べると見劣りする結果と構築ではあるでしょう。

対戦をしていてもそれを感じており、「このポケモンが強かった!」だけではなく、勝ちきれなかった要因についても記していますので、コメントなどでお気づきの点をご指摘頂けると来期の私が喜びます。

 

コンセプト

・ステロを撒いてカイリューの鉢巻神速を通す。

・鉢巻カイリューを軸とする上で、相手の霊を合わせられる事が多いため、それに合わせた引き先を用意する。

・他のポケモンにおいてもサイクルに対応できる構成とし、鉢巻カイリューを動かしやすくする。

 

構築経緯

・推しポケであるカイリューを使うところからスタート。覇権を推しにしたのではなく推しが覇権を取ったのだ。

カイリューの型について、以前から鉢巻神速を使っていたが、スケショ型が増えたことで鉢巻型が減り、(技の種別はともかく火力面で)一発目はケアされにくくなったように感じたため引き続き採用することにした。

・鉢巻カイリューを使うにあたり引き先の確保が必要となるが、相手の対応として霊を出される事が多く、環境の霊はハバカミやサフゴがほとんどであったため、それらに強いチョッキジバコイルを採用した。

・ステロ撒きとしては、テラスをカイリューへ温存したまま仕事がしやすいコノヨザルを採用した。

・上記3体を基本選出とし、補完枠として受けや搦め手の相手に対して、身代り瞑想地面テラバカミと宿り木アンコ炎ポンを採用した。

・最後の1枠はなかなか決まらず、いろいろ※変えていたが、結果的には腹太鼓不採用のアンコールマリルリが一番レートを上げることが出来ていたため最終日メンバーとした。

※いろいろ…水ウーラオスドヒドイデ、暁ガチグマ、キョジオーン、水ロトムドータクン、ブリムオンetc… パオジアンなども試したが構築としてステロが痛くなり早めに外してしまった。

 

個体紹介

※画像は使用率の高いポケモンを軸っぽく見せるためハバカミ炎ポンを上位にしているが、以下では採用順に記す。

カイリュー

マルチスケイル/拘り鉢巻/ノーマルテラス

神速/けたぐり/アイススピナー/地震

179(100)-204(252+)-128(100)-x-121(4)-107(52)

S:無振りキラフロル抜き。遅いサーフゴーを意識。

H:4n-1

HB:意地カイリューのA+1スケショ5回をマルスケ込み等倍で97%耐え。

この構築の軸。誰もが知ってる高火力。

調整について、神速がメインであることからSはあまり割かず、特殊はジバコへ引いて受ける想定であることから物理耐久に寄せていた。実際は耐久サーフゴーにも抜かれている事が多かったのでSラインは諸説。

技構成については、主役の神速、サフゴへ打つ地震、ガチグマへのけたぐりは確定。

残りの1枠について、逆鱗を考えたが、他の技がハバカミ+カイリューorランドロスの様な並びのどちらかに無効化されてしまうため、一貫して通る技としたかった。アイへと悩んだが、アイスピでハバカミを削る事は出来てもアイへでカイリューランドロスを削るのは難しいと考えアイスピとした。

 

拘り特有の動かしづらさだったり後述のコノヨでステロを上手く撒けない展開が増えたことから苦しい展開を強いられる事はあったが、「ここまで持っていけば後は神速が全てを解決してくれる」という選択肢を持てている意義は大きく、エースに相応しい活躍をしてくれた。

 

ジバコイル

アナライズ/突撃チョッキ/飛行テラス

10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/テラバースト

175(236)-x-144(68)-187(156+)-116(44)-77(0,個体値24)

C:11n、アナライズ飛行テラバでH252D4炎水オーガポンを確1。

HD:チョッキ込みで臆病カミのシャドボを確定3耐え、C特化眼鏡シャドボは乱数なのだが対戦では2耐えしてくれていた。

S:元は冷静50族抜かれだったが、ガチグマの上を取りたくなったので無補正にした。

カイリューの相棒。環境にいるハバカミの8割に強い。ついでにサフゴにもまぁまぁ強い。

鉢巻神速に対しハバカミを出されると一旦引かなければならないのだが、ムーンフォースを始めハバカミの主要な技を軽減または無効化してくれるのが偉かった。

問題はその後で、相手に地面がいなければボルチェンも選べるのだが、ランドロスやガチグマもいるとラスターカノンしか打てなかった。しかも次のターンに地震/とんぼ返りやブラッドムーン/大地の択が発生する。

その他環境の物理勢にも分が悪く、ジバコからの引き先を用意できなかったのが反省点。飛行テラバは一つの回答にはなった。

 

コノヨザル

負けん気/気合の襷/ステラテラス

憤怒の拳/ローキック/冷凍パンチ/ステルスロック

185(0)-167(252)-101(4)-x-110(0)-156(252+)

S:カイリューやサフゴを確実に抜きたいため陽気、残りを耐久に振っても微少なためいっそ最速。

コノヨザル血迷った型。どうしてこうなった。

ステロ撒き担当。元々はHS命懸けだったのだが、先発オーガポンなどを出されるとステロを撒く余裕が無く、殴っても火力が出ないためAに振った。

となると今度は命懸けするHが低くなるので、代わりにランドロスマルスケを剥がしたカイリューに入れるための冷凍パンチを採用した。

削れる範囲が増えたメリットはあったが、命懸けしたい場面も当然あった。

またステロに至っては終盤ほとんど撒けておらず、構築のコンセプトに沿った動きが出来なかったのでこれが正解だとは思っていない。一定の活躍はしてくれたが、課題の残る枠だった。

ちなみにステラは結局一度も切らなかった。

 

ハバタクカミ

古代活性/ブーストエナジー/地面テラス

ムーンフォース/テラバースト/瞑想/身代り

141(84)-x-97(172)-176(164)-156(4)-182(84)

HB:A4キョジオーンの塩漬けで身代りが割れない。

S:最速110族抜き抜き抜き

シグマさんのレンパから引用した型。原案からBを絞ってCSに振った。

この構築唯一の積み技持ち。主にキョジやドヒドイデなどの受け構築を相手にする時に絞っていたため選出率は低いが、高い勝率を出してくれた。

このポケモンを選出する場合は、先にジバコを出しておいて毒毒を打たせない様にするなど、サイクル前提ではなくハバカミが居座れるよう心掛けていた。

 

オーガポン

型破り(面影宿し)/竈の面/炎テラス

棍棒/宿り木の種/光合成/アンコール

183(220)-141(4)-106(12)-x-119(20)-178(252)

HBD:H252に比べて光合成の回復量が-2に対し被ダメも-2される場面が計算上多かったため、宿り木意識でH↓BD↑。

S:同族ミラー意識で最速

この構築唯一の回復技持ち。主に攻撃で体力を削る事が難しい高耐久相手に投げていた。

それらへの宿り木が偉く、アンコールと併せて相手を流す性能が高いのはもちろん、こちらが交代して他のポケモンの回復が出来たりとサイクル気質なこの構築と合っていた。

一方攻撃面では、努力値を振っていないことよりも1ウェポンであることが辛く、相手の水へ打点を持てず苦い顔をしていた。主に水ウーラオス

 

マリルリ

神秘の雫/力持ち/毒テラス

アクアブレイク/じゃれつく/アクアジェット/アンコール

191(124)-112-(252)-113(100)-x-101(4)-74(28)

HB:A特化水ラオスのテラス水流を確定2耐え。パングロだと90%で2耐え。

水フェアリー、先制技持ち、アンコール…言ってる事はとても偉い子。

火力も悪く無かったのだが、素早さの低さがいろんな場面で響いていた。耐久振りのカイリューやサーフゴーよりも遅いのは厳しい。

そのためパングロ水ラオスと何度も入れ替えていたが、それでも最終的にこちらの方が勝率が高かった。

テラスを切らなくてもハバカミを対面突破できる点や、遅い搦め手へのアンコールが効いていた様に思われる。

ちなみにマリルリで多く見られる腹太鼓は、眠りや壁のある構築ではないため叩いてる余裕を作れなかった。

 

重い相手

ランドロス

ジバコ電気を無効化しカイリューのAを下げていく天敵。飛行テラスで地震を躱したりびっくり氷技を当てられれば突破は出来るのだが蜻蛉帰りで去っていくので迷惑極まりない。

・先発鉢巻水ウーラオス

初手でテラスを切られてコノヨが何もできずに吹き飛んだ。耐えれる様にHB振りにしてみたものの、今度はそれ以上に龍舞カイリューの起点にされてトータルではそっちの方がレートが溶けた。

結局マリルリを並べてウーラオスに強そうな素振りを見せていたが、実際に初手テラスを切られた時は一度も勝てていなかった。

・トリル暁ガチグマ

分かっていても止める術を持っていなかった。今思えばアンコール枠2枚のうちどちらかを挑発持ちにしても良かったかもしれない。

 

まとめ

シーズンを通して、鉢巻カイリューは依然として高いスペックを有しているように感じた。

そもそもカイリュー自体のスペックが高い説は多分にあるが、であればなおさら、このポケモンを軸にした選択は正しかったと自画自賛したい。えらい。

強い軸を持つことでレート1800までは来れたのだが、「重い相手」の様な明確な弱みを解決する事が出来なかったため、それ以上に進めなかったとも考えられる。

構築にどんな弱みがあるかは実際に対戦しないと分からない部分が多いため、今後も対戦に励みながら解決する力を身に付けていきたい。

 

その他

やりたい事や実際の勝率をふまえた上でこの構築となったのだが、「強いポケモンが強い」と言われているテラス環境で所謂一般ポケモンを3体(ジバコ/コノヨ/マリルリ)も連れていてパワー負けしていないか?という点は気になっていたし、パワーの差を感じる場面も多かった。

レギュFでは新たな準伝やパラドックスも解禁されるため、これを選択肢が増えたと捉えて、今度は「強いポケモン」を上手く揃えて構築を組む事にも挑戦してみようと思う。

 

終わりに

順位の割に記事が長くね?私もそう思います。

ただ、今後の私が振り返れるようにと、今期考えてきたことをありったけ書き尽くす事にしました。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

 

もともとは5桁ランク台を彷徨っていた私ですが、今年後半から順位が上がり始め、今期は4桁前半、一時はレート1900チャレンジする所までは到達する事が出来ました。

具体的には、シグマさん及びシグマさん運営のメンバーシップ「シグナルビーム」のメンバーの方々と交流させて頂くようになってから、少しずつ成果が出てきました。

この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。

これからも引き続き経験を重ね、ツイッターや雑談チャンネルでネタ投稿するだけのプレイヤーから卒業できる様に頑張ります。ネタは投稿します。